次の物件が決まるまで今のお部屋は解約しない方が良い? 解約に必要な手続きとは

今住んでる家の更新時期が近くなってきたから、これを機に更新せずに引越しをしよう!!!
でもいつ頃から新居探しをはじめたらいいんだろ?
いつ頃今の家を解約したらいいんだろ?

って思ってる方にぜひ読んでいただきたいです!

退去から引越しまでの流れ

退去の連絡

契約書で定められている期限までに行う

多くの場合は「1ヶ月前まで」の連絡とされているが、物件によっては「2~3ヶ月前まで」と決められている場合もある。

大家さん(貸主)または不動産会社に連絡する

退去を決めたら管理会社に電話で連絡を入れましょう。
(管理会社によっては書面での連絡の場合もあります。)
管理会社が解約の手続き方法を教えてくれます。
一般的に1ヶ月前までの連絡が主流です。
ただ誤解されるケースが多いのですが、1ヶ月前というのは賃料の負担の面でのお話です。
極論ですが退去の連絡は1日前でも問題ございません。ただ契約書に1ヶ月前の連絡とあれば1ヶ月分の賃料は発生いたします。

例)

●解約予告が1ヶ月前の物件の場合

7月1日 【退去の連絡】

↓ この期間は賃料かかる

8月1日 【契約期間満了日】

8月1日分までの賃料はかかりますが、実際の退去日はあなたが決められます。

ただ、空賃料(住んでないのにかかる費用)をおさえるためにも早めに退去の連絡を入れるのが良いでしょう。

次の物件が決まるまでは今のお部屋は解約しない方が良い!

理想としては前のお部屋の退去日と新居の入居日を同日、または近いお日にちにしたいですよね。
その方が二重でお家賃払わなくて済みますから。

ただ、そこで焦って次の物件が決まる前に解約をしてはいけません!

実務においての解約連絡は次の物件の申し込みをして入居審査が通ってからがおすすめです!

入居審査が通った物件は他の人に契約されることは基本的にありません。

今回最も避けたいのが解約日が来てしまったのに次のお部屋に住めない。ということです。

一度管理会社へ解約連絡をしてしまうと、
「やっぱり解約手続を白紙にしてほしい」
「解約手続きを1ヶ月先延ばしにしてほしい」
という要望は基本的に却下されます。
(たまに承諾してくれる管理会社もいます)

理由として、あなたが解約の旨の連絡を管理会社にすると同時に、

管理会社は、
・あなたが退去したあとの清掃や原状回復の業者の手配。
・次の入居者の募集活動。
等々をしているのです。

引越し日の連絡

引き渡し日には大家さんや不動産会社の担当者に立ち会ってもらう必要があるので、実際に引越し先を見つけて予定日が決まったら、改めて引越しのタイミングを伝えましょう。

各種手続き

・水道や電気、ガスの解約(もしくは転居)
・電話や新聞などの転居手続き
・インターネットの解約(もしくは移転)
・住民票の転居届
・郵便物の転送届の提出

引越し

下の項目の「退去の立ち会い」までに荷物を全て運び出しましょう!

またお部屋が汚れたままですと物件によっては、退去費用を余分にとられるケースもあるのでできる限り掃除をしましょう!

退去の立ち会い

退去日には、部屋を明け渡す前に大家さんや不動産会社の立ち会いのもと、室内のキズや汚れをチェックする必要があります。立ち会い自体は、特に問題がなければ30分程度で終わります。

鍵の返却

立ち会いまでの手続きが済めば、その後に鍵の返却を行います。

敷金清算

退去時には、契約時に支払った敷金から必要に応じて修繕費用などが差し引かれます。
残った金額については、立会時に指定した口座番号に振り込まれます。

退去にかかる費用が敷金をオーバーしている場合は、オーバーしている分を請求されるケースもあります。

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