ポータルサイトの罠

皆さん、お部屋探すときって、
ネットで探す
または
不動産屋さんに行く
ですよね？

今回はネットで探した際の罠について解説していきます。

【ポータルサイトの罠】

最近はかなり便利になってきていて、ネットで簡単にお部屋を探せますよね。
エリアや条件等も色々あって調べやすいと思います。
ただ、そういったサイトにはすでに契約済で募集終了しているお部屋も紛れていることがあります。

いわゆる「おとり物件」というものがあるからです。
例としてＡマンションという本当は募集が終了している物件がネットに掲載されているとしましょう。
ネットに掲載されている＝募集中の物件と勘違いしてしまい、
あなたはサイトに記載されている不動産会社へ問い合わせをしてしまうと思います。

ここからが重要です。
あなたが問い合わせをしたところ、「Ａマンションは募集が終了しています」と言われました。
ごくごく普通のことですよね。Aマンションは募集が終了していますから。

気を付けていただきたいのは、「Ａマンション募集中なので、ぜひ一度店舗へお越しください」という嘘を言ってくる不動産業者です。

本当はＡマンションは募集終了しているのに、なぜ募集中という嘘を言うのだろうか？

これこそが不動産会社の罠です。

あなたが店舗に行ったら、不動産会社から下記のようなことを言われると思います。

「Ａマンションですが、つい先ほど契約になってしまったみたいです。」

「代わりに似たような物件でこういう物件はいかがでしょうか？」

のような内容です。

つまり、募集が終了しているＡマンションを餌にして、他の物件を提案するのです。
それにより不動産会社としては、募集が終了しているＡマンションのおかげで集客ができるというわけです。

これが不動産会社の罠です。

結論をお伝えすると、
お恥ずかしいことに解決策はありません。

ただ、上記で紹介した「おとり物件」に引っかからないようにする対策が２つあるのでご紹介します。

というようにサイトによって募集状況が違っている物件は、
募集が終了している物件の可能性がかなり高いです。

【なぜか？】に書いたように、「募集中ですよ」と言ってくる不動産会社もいるかと思いますが、

「他のサイトには募集終了って書いてあったのですが本当に空いているんですか？」

「〇〇日に内見したいので、もしも〇〇日までに募集が終了してしまったら、内見日前に教えてください」

と聞いてみてください。
理由を説明すると長くなってしまうため、省略いたしますが、かなり効果的な言葉でございます。

おとり物件とは逆で、
本当は募集中なのに募集が終了していると言われるケースはございません。
不動産業者としては少しでも多くの人を集客したいと思っているので、
募集中の物件を募集終了していますというように、自分たちから門を閉ざすようなことはしないのです。